minikuraの文書溶解サービスについてまとめました。
minikuraの文書溶解サービスは本や書類などの紙類を処分できるオプションで、他の宅配型収納サービスでも見かけることのない珍しいサービスです。
この記事ではminikuraの文書溶解サービスについて紹介します。サービスの特徴や利用時の注意点、料金や利用の流れまで詳しく紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
minikuraの文書溶解サービスとは?
minikuraの文書溶解サービスとは、minikuraに預けている本や書類などの紙類を溶解処理してもらえるオプションサービスです。
溶解処理とは、専用の機械で書類などをバラバラの繊維になるまでほぐす処理のことで、梱包したダンボールごと機会に投入・処理できるリサイクル工程の一つになります。

minikuraの文書溶解サービスについて解説していきます
利用対象は書類や本などの紙類
当然のことですが、溶解処理は書類や本といった紙類のみがサービスの対象です。
溶解処理を依頼したボックスの中に溶解できないもの、紙類いがいが入っていた場合は溶解サービスを利用できません。
溶解処理ができない時は利用者に連絡・確認の上、再保管されます。
例外として、文書と一体になっている物品や文書を保存・まとめるための文具類などはボックスに入っていても溶解処理してもらえます。
溶解処理してもらえる対象物は以下です。
・ホチキスの針・クリップ類・ゼムクリップ・ガチャダマ
・紙製ファイル・トレーシングペーパー・ポラロイド写真付きカルテ
・パンフレット・宅配便封筒・EMS (ビニールのついていないもの)
・スティックファスナー・食品の化粧箱・パンフレット
・製本テープ (未使用のロールは不可)・付箋・複写用紙
・履歴書(写真付き)・写真・窓つき封筒・レシート
・処方箋の袋・シュレッダー済み書類・綴じ紐・OCRファイル
・テプラシール・ファイルボックス・ハードカバー書籍
・雑誌・新聞・ダンボール
利用可能ボックスは2種類
文書溶解サービスを申し込めるボックスは「HAKOブック」と「Library」の2種類で、それ以外のボックスは中身が紙類のみでも申し込み・利用できません。
minikuraはボックスの選択肢がいくつかあり、保管物ごとに推奨ボックスがありますが、何をどう入れるかは基本的に自由です。
本や書類をレギュラーやラージボックスに入れることもできますが、最終的に溶解サービスを利用する場合は「HAKOブック」と「Library」を選んでおくようにしましょう。
申し込み対象は保管期間1年以上のボックス
文書溶解サービスは保管期間が1年以上のボックスのみ申し込みできます。
入庫月からカウントして1年です。
「預けてすぐに溶解処理してほしい」という場合は利用できませんが、「処分したいのに保存が義務付けられている書類」などをminikuraに預けて、数年後にまとめて処分といった方法で利用できます。
他には、「いつか使うと思って預けていたけど、ずっと放置していて結局いらなくなった」という場合も活用可能です。
単純に紙類を処分したいだけなら、古本屋に買取依頼をしたり、資源ごみを回収しているリサイクル広場などに持ち込むほうが無料かつ早く処分できます。

minikuraはあくまで保管サービスです
minikuraの文書溶解サービスの口コミ・評判
文書溶解サービスを実際に利用した人の口コミ・評判をまとめてみました。
利用検討中の方は、使った人のリアルな感想も参考にしてみてください。
不要物は溶解処分。いるものは他のボックスで保管の使い分け
今日から金曜日にかけて、minikuraの段ボールが10箱届く。もう部屋の端っこに荷物を寄せるのはおわり、不要物はminikuraで溶解処分、いるものはminikura HAKOに格納だ。ブックボックスが6箱届くhttps://t.co/KSKsYuWcSX
— ひらさわ さとり㌠Å🗝*̣̩⋆̩ ²⁷ (@s_apct) August 22, 2017
見られたくない本を預かってもらって処理
この同人誌を隠して引っ越しできる気がしなくなったのでminikuraというサービスに預かってもらうことにした
— つむら🦑 (@msjtmr) March 3, 2017
ついでにホモらくがきも溶解してもらうことにした pic.twitter.com/EHS5TtNtmd
困ってた書類の処分に利用。料金が安い
ずーっと困ってた書類の処分、minikuraで段ボール買って、書類詰めて送れば、溶解してくれる。料金もすごい安い!
— Keiko (@rindarman) November 25, 2013
数年単位で保存が必要な書類の保管に活用できる
月200円から、ってのも魅力だが書類の場合溶解もやってるってことは数年保存の書類とか梱包して預けといてその期間が過ぎたら溶解依頼すりゃいい、というのもいいな。覚えておこうっと。 QT minikura http://t.co/EE8F7llNGF #minikura
— Kenji.M (@MYAW) June 17, 2013
minikuraの文書溶解サービスの料金
文書溶解サービスの料金は、『550円/1箱(税込)』です。
ボックス単位での利用しかできず、ボックス内の本1冊のみ依頼ということはできません。
箱の中に書類や本いがいの溶解できないものが入っていた場合は溶解不可能となるので、溶解サービスを申し込む可能性がある方は梱包時に紙類だけをまとめておきましょう。
minikuraの文書溶解サービスの申し込み~完了までの流れ
文書溶解サービスを申し込んで完了するまでの流れは以下です。
- ①申し込みマイページから申し込み
ログイン後にサービス内容・利用規約を確認。
お問い合わせフォームから申し込みます。 - ②確認・連絡minikura側で確認
紙類いがいが入ってないか?溶解可能かどうかをminikura側が確認。
実施前に可否の連絡がもらえます。 - ③実施専門処理施設で溶解
溶解可能なら提携している溶解専門処理施設で溶解されます。
溶解された紙類はトイレットペーパー等の材料として再利用。
minikuraの文書溶解サービスよくある質問
minikuraの文書溶解サービスに関するよくある質問をまとめました。
- Q溶解サービスを申し込んでからどのくらいで完了しますか?
- A
完了の目安は1~2ヶ月です。
時期・タイミングによって溶解完了まで時間がかかることがあります。
- Q溶解証明書は発行してもらえますか?
- A
溶解証明書が必要な場合は、完了通知の時に添付で送ってもらえます。
事前に証明書を希望する旨を伝えておきましょう。
- Qキャンセルや変更はできますか?
- A
溶解サービス申し込み後のキャンセルや変更はできませんので、十分に確認して申し込むようにしましょう。
依頼したボックス内に溶解不可のモノが入っていた場合の実施不可・キャンセルは例外です。
- Q溶解サービスの料金はいつ払えばいいですか?
- A
溶解サービスの利用料金は、申し込んだ月の料金とその他サービスの利用料金とまとめて請求されます。
minikuraの文書溶解サービスまとめ
minikuraの文書溶解サービスについてまとめました。
ボックスや保管期間など、利用条件にいくつか制限がありますが、他の宅配型トランクルームにはない珍しいサービスで、いざという時活用したいオプションです。
料金も安くて気軽に利用できますし、溶解サービスを依頼する時点で1年以上使っていなかったものですから処分の目安にもなります。
minikuraは月額保管料が安く、それでいて運営会社の信頼度にも定評がある保管サービスなので、収納場所に困っている方はぜひ利用検討してみてください。
minikuraの記事は他にもたくさん書いているので、検討中の方はぜひ参考にしてみてください。