ハローストレージのカビ予防・湿気対策と空調について解説

※当サイトのリンクには広告が含まれています

ハローストレージ

ハローストレージに限らず、トランクルームでは保管中の荷物にカビが発生するリスクがありますが、以下のような対策を使えば特に問題ありません。

  • 空調有りの物件を選ぶ
  • 自分でできる湿気・カビ予防をする
  • カビが発生しても落とせる

この記事では、ハローストレージのカビ予防・湿気対策と、空調による温湿度管理について紹介しています。

トランクルーム全般で取り入れたいカビ予防法や、万が一カビができた時の対処法まで解説しているので、「ハローストレージを借りようと思っているけどカビが心配」「温度や湿度管理はどうなっているの?」と心配な方は、ぜひ最後までご覧ください。

ハローストレージでカビは発生する?

結論からお伝えすると、ハローストレージでもカビの心配が完全にないわけではありません。

カビは条件さえ揃えばいつでも発生する可能性があり、ハローストレージの公式アナウンスでも100%大丈夫とは言ってないです。

発生リスクは常につきまとうものですから、「カビの心配は絶対ありません!」と言い切っている業者のほうが不誠実と言えます。

カビの心配は完全になくならないとはいえ、空調や湿度管理である程度の対策はされているので、「預けた荷物の大半がカビまみれになっていた」という心配はほとんどありません。

保管する荷物や屋内型か屋外型かでもカビ発生の可能性は変わるため、以下では物件タイプ別のカビ対策と発生リスクを解説します。

ハローストレージ屋内型は空調もあり、カビのリスクが低い

屋内型と屋外型を比べた場合、基本的には屋内型のほうがカビの発生リスクは低くなります。

屋内型は建物内に収納スペースがあるため、湿気はたまりにくく、寒暖差も少ないからです。

空調設備が完備されている物件なら、空気の入れ替えや温湿度管理も十分できています。

温度や湿度の影響を受けるモノは屋内型で保管するのがオススメで、さらに除湿剤などで対策をしておけばデリケートなモノの保管も安心です。

なお、屋内型でも空調が完備されていない物件が一部あるため、契約前によく確認しておきましょう。

⇒ハローストレージの公式サイトはこちら

空調のある物件では「空調有」と表示されています。

ハローストレージのエアコン設定・管理状態

ハローストレージのエアコンの温度設定は27度で、中または強の風量で運転されています。

プレミアム物件と1階、最上階は26度設定です。

フィルター掃除は5月、7月、9月、11月の年4回実施されているため、「電源は入っているけどまともに機能していない」といった心配もありません。

ハローストレージの屋外型は自分でも湿気・カビ対策をしておくと安心

ハローストレージの屋外型コンテナには空調設備がありません。

コンテナの天井部分などは断熱材を使っていて、外気温は±5℃前後になっていますが、カビの発生条件を完全になくすのは難しいです。

コンテナの環境に問題がなかったとしても、ビニールプールや水着を十分乾かさずに保管したり、雨の日に荷物が濡れたまま出し入れしたりしてカビを発生させてしまうケースもあります。

屋内型をつかう時以上に湿気やカビ対策に気をつければ安心して利用できますが、温度や湿度に弱いモノは保管しないようにするほうが無難です。

⇒ハローストレージの公式サイトはこちら

ハローストレージ利用者がやるべきカビ・湿気対策

ハローストレージ契約後、荷物を保管する時にやっておきたいカビ・湿気対策は以下の4つです。

  • 荷物を詰め込みすぎない
  • 床にすのこやラックを置く
  • 除湿剤をつかう
  • マメに収納物の状態を確認する

荷物を詰め込みすぎない

荷物は無理に詰め込みすぎず、壁から少し離すのがオススメです。

壁際は湿気がたまりやすくカビが頻発しやすい場所なので、荷物が直接触れないようにしましょう。

また、荷物同士が密着して空気や水分がたまらないよう、置き方にも工夫が必要です。

床にすのこやラックを置く

床も気温変化の影響を受けやすく、カビが発生しやすい場所です。

壁際と同じく、直接触れるのを避けるためにスノコやラックを置いてその上に荷物を置くといいでしょう。

スノコやラックは構造上、空気が通りやすくなるので、屋内型でも屋外型でも活躍します。

木材のスノコは吸湿性が高く、カビの抑制・湿度調整にオススメですが、極端に重たい荷物を置く時は耐荷重にだけ気をつけておきたいです。

ラックは通気性の確保にくわえ、収納スペースを小分けにしたり、高さを活かしてより多くの荷物を保管できるメリットもあるので、ぜひとも活用しましょう。

除湿剤をつかう

除湿剤をつかうのも手軽で効果的なカビ対策です。

除湿剤は色々なタイプがありますが、塩化カルシウムが含まれている設置型が吸水性が高く、トランクルームで使うのに適しています。

除湿剤は、湿気がたまりやすい収納スペースのすみっこや床面に置くようにしましょう。

水分がたまってきたら買い替え時です。

マメに収納物の状態を確認する

荷物の出し入れ時いがいでも、定期的に収納物の状態確認をするのも大切です。

荷物だけでなく保管環境のチェックをすることで、湿気やカビから荷物を守ることができます。

湿気を逃がすために換気をしたり、除湿剤の交換などは誰でもすぐにできる対策です。

スタッフによる定期巡回では、個別の収納スペースまで清掃・チェックはしてくれませんから、荷物に影響がでないように自分で掃除や管理をするようにしましょう。

また、使用後のモノを収納する時は、その都度アルコールや除菌シートで拭き上げてから保管するのもオススメです。

⇒ハローストレージの公式サイトはこちら

保管物ごとのカビ・湿気対策

ハローストレージに預ける荷物ごとにやっておきたいカビ・湿気対策をまとめます。

  • 衣類
  • 布団
  • アウトドア用品
  • 本など紙類
  • カメラなど精密機器

衣類のカビ予防

洋服などの衣類は、保管する前にクリーニングや洗濯で汚れをしっかり落としておくのが基本です。

洗濯が難しい素材の場合は、ハンガーで一晩干して汗や湿気をとばしたり、ブラッシングで汚れを落としておきます。

衣装ケースなどに入れる際、除湿剤や防虫剤を忘れずに入れるようにしましょう。

防虫剤は洋服の一番上に置くのが正しい使い方で、効果を十分に発揮させるためにも洋服を詰め込みすぎないようにするのも大切です。

靴のカビ予防

靴は専用ブラシで汚れを落としておき、風通しのいい場所で陰干しして汗や湿気、臭いを飛ばします。

専用の布やコーティング剤などを持っているなら、保管前にメンテナンスしておくのもオススメです。

カビや湿気防止にくわえて、型崩れを防ぐためにも、不織布など通気性のよいものに包むようにしましょう。

あるなら靴の中に乾燥剤やシリカゲルを入れておくのもオススメです。

靴箱に入れて保管する場合は、箱の中に除湿剤を入れておくと湿度が高い時期にも安心して保管できます。

実際にトランクルームの収納スペース内に保管する際は、できるだけ高い位置に置くようにしましょう。

床面は湿気がたまりやすいので、カビの発生リスクが上がります。

靴のカビ対策は、他の皮製品や合皮のカバンなどにも当てはまる予防法なので、保管する際は参考にしてください。

布団のカビ予防

汗を吸収した布団は湿気を多く含んでいるため、干して風を通すのが大切です。

布団クリーナーで汚れやほこりを除去することもできますが、ダニやノミを除去するなら天日干しをしておきましょう。

お金をかけても大丈夫なら、クリーニング業者に任して、戻ってきた状態のまま保管する方法もあります。

クリーニングまで頼まない場合でも、布団に挟めるタイプの除湿剤などを使って保管するようにしましょう。

アウトドア用品のカビ予防

キャンプ道具やマリングッズなどのアウトドア用品は、あらかじめ十分に乾かしておくのが大切です。

特に水着やウェットスーツなどは、濡れたままだとカビが発生しやすくなります。

既にカビが発生している場合は、エタノールでふき取って乾かしてから保管するようにしましょう。

また、泥や汗などがついたままのモノは、強い臭いが残っていることもあるため、カビ予防とあわせてきちんとメンテナンスをしてから収納しましょう。

本など紙類のカビ予防

本や漫画をはじめとした紙類は湿気を吸いやすいため、ほこりを取ったら十分に乾燥させる必要があります。

収納する箱はプラスチック製の衣装ケースや収納ボックスがオススメです。

ダンボールは手に入りやすく便利ですが、湿気を吸収しやすいのであまりオススメできません。

箱に収納する際は除湿剤も一緒に入れておき、収納ボックス自体はできるだけ高い位置で保管するようにしましょう。

一つの箱に本を詰め込みすぎると重たくなって出し入れも不便になるので、小分けにして保管するのもオススメです。

カメラなど精密機器のカビ予防

精密機器はほこりや汚れを落として保管するのが大前提です。

専用の掃除グッズや収納ボックスがあるなら、活用しましょう。

シリカゲルの乾燥剤なら湿気対策に使えますが、塩化カルシウム系の除湿剤は腐食などのリスクがありオススメしません。

精密機器にも湿気によってカビが生えることがあり、除去には高額は費用がかかることもあるため、十分注意して保管するようにしましょう。

⇒ハローストレージの公式サイトはこちら

ハローストレージで保管していたものにカビが生えていた時の対処法

保管していた荷物にカビが発生していても、簡単に拭きとれることがあります。

一番わかりやすいのは硬い素材に発生したカビで、汚れの上に生えているだけならエタノールを含ませたティッシュなどでふき取るだけで十分です。

木材などの柔らかい素材に発生したカビは、カビ取り剤などを吹き付けて時間を置く必要があります。

素材の中にまで根付いたカビに薬剤を十分に浸透させて、強くこすらないで落とすのが大切です。

ゴシゴシ擦ると逆にカビが発生しやすくなります。

ハローストレージに限らず、トランクルームは収納スペースを貸し出しているだけで、カビの発生まで補償はしてくれません。

普通に利用しているだけで預けた荷物がカビだらけという可能性は高くありませんが、絶対はないので、必要最低限のカビ予防・湿気対策をしておけば安心して利用できます。

ハローストレージのカビ対策まとめ

ハローストレージで借りれる物件は基本的な湿気・カビ対策はされていて、屋内型でも屋外型でも、保管した荷物がカビだらけになるというのはかなり稀なケースです。

とはいえ、季節や保管状況によっては完全に発生リスクをなくすことはできません。

心配な方は必ず「空調有りの屋内型トランクルーム」を借りるようにしましょう。

これだけでカビの発生リスクを大幅に減らすことができます。

また、本文内で紹介した基本的な湿気対策・カビ予防をすればさらに安心です。

自分でできる対策も取り入れて、ハローストレージを上手に活用していきましょう。

空調付きの物件を借りたい方は、公式サイトの物件ページで「空調有」の表示を必ずチェックしてください。

⇒ハローストレージの公式サイトはこちら

タイトルとURLをコピーしました