デリバリートランクの評判、サービスの特徴やメリット・デメリットをまとめました。
デリバリートランクは「専用ボックス以外のダンボールでも保管できる宅配型トランクルーム」です。申し込み時に取り寄せた専用ボックスに荷物を詰めて預ける宅配型トランクルームが大半の中、手元の箱を使って預けることができるという特徴があります。
他にも珍しい特徴があるサービスですが、デメリットもあり、申し込む前にメリットデメリットを把握しておきたい方もいるのではないでしょうか。事実として、デリバリートランクには「プラン毎に仕様が違ってわかりにくい」「預けた荷物の画像管理はできない」といったデメリットがあります。
この記事では、デリバリートランクを利用検討中の方へ、口コミや評判としてサービスの特徴やおすすめポイント、良い点悪い点まで紹介していきます。
デリバリートランクの申し込み~荷物の保管~解約方法まで、サービス利用に必要な情報をまとめたので、デリバリートランクを利用したい人はぜひご覧ください。
デリバリートランクの申し込みは公式サイトから!審査や書類のやり取りなしで利用開始できます
デリバリートランクはボックスの購入なしで保管可能な宅配型トランクルーム
デリバリートランクはネットで申し込み手続きするだけで、荷物の保管から取り出しまでできる宅配型トランクルームです。自宅にいるだけで荷物の入出庫ができ、通常のトランクルームを借りるより安い金額で利用できます。
それだけなら他の宅配型トランクルームと特に変わらないですが、デリバリートランクの最大の特徴は、「専用ダンボールの購入や取り寄せが不要」という点です。他サービスでは専用ボックスの購入や取り寄せが必須で、梱包した荷物しか保管できないのが普通ですから、デリバリートランクの特徴は宅配型トランクルームの中でも珍しくなっています。
他にもあるデリバリートランクの特徴をまとめたのが以下です。
専用ボックスの購入・取り寄せなしでも保管可能という点のほか、「荷物の量・希望に合わせてプランが選べる」「保管場所に直接行って荷物の出し入れができる」といった点は、他サービスにもないデリバリートランク独自の特徴です。
あわせて、通常のトランクルームにはない宅配型トランクルームならではの特徴でもある、「料金の安さ」「利用の簡単さ・気軽さ」「全国どこでも対応可能」といったメリットもあります。
「宅配型トランクルームを利用したいけど、わざわざ指定ボックスを購入するのはイヤ・・」と思っていた方はデリバリートランクを候補にしてみてはいかがでしょうか。
デリバリートランクの運営会社は株式会社丸山エンジニアリング
デリバリートランクの運営会社は、「株式会社丸山エンジニアリング」です。デリバリートランクのサービス以外にも、サブリース事業(テナントへの転貸)、建築マネジメント事業、リニューアル代行サービスなど幅広く事業展開しています。
名前を聞くだけで誰もがピンとくる超有名企業ではないかもしれませんが、設立は1964年2月1日で、不動産業界では歴史のある老舗企業です。
宅配型トランクルームの運営会社ではminikura(ミニクラ)を運営している寺田倉庫が1950年創立ですが、丸山エンジニアリングも負けず劣らずの歴史と確かなノウハウのある企業です。
私物を預ける目的の場合は運営元の信頼性も重要ですから、「初めて聞くサービスで心配もある・・」という人でもデリバリートランクは選びやすくなっています。
なお、株式会社丸山エンジニアリングは「株式会社リアルテックス」に社名変更予定のようですが、現時点では公式HPでも変更されていません。
デリバリートランクが選ばれる3つの理由
デリバリートランクのおすすめポイント、選ばれる理由は以下の3つです。
- 専用ボックス以外でも保管可能
- 目的に合わせて選べる2つのプラン
- 保管場所で直接出し入れ可能
専用ボックス以外でも保管可能
デリバリートランクの最も優れた特徴が、専用ボックスに梱包しなくても預かってもらえる点です。
宅配型トランクルームは専用ボックスでの保管しか受け付けていないか、ダンボールに収まらない荷物は大型荷物扱いという仕組みが大半で、大型荷物はそもそも対応していないサービスもたくさんあります。
デリバリートランクは専用ボックスの取り寄せや購入は不要で、手元にあるダンボールに詰めるだけで預けることが可能です。
たとえば、扇風機やヒーターのように業者指定のボックスには入らないような季節家電でも、購入時のダンボールに入れて預けるといったことができます。
配送業者が対応さえできれば問題ないので、荷物の形状を気にせず保管したいモノを選べるのはデリバリートランクならではのメリットです。
目的に合わせて選べる2つのプラン
宅配型トランクルームではボックスサイズやサービス内容ごとに複数プランが用意されていますが、デリバリートランクも2つのプランから選ぶことができます。
プラン数2つというのは正直少ないですが、注目すべきはまったく仕様の異なるプランという点です。
具体的には、預けた荷物の数だけ料金が発生する宅配型トランクルームでよくあるプランと、毎月定額料金を支払って容量分は好きなだけ保管できる通常のトランクルームのようなプランの2つです。
荷物の量や希望にあわせてプランを決めることで、宅配型のような使い方も通常のトランクルームのような使い方もできるようになります。
箱の大きさや写真撮影の有無などで似たプランから選ぶわけではないので、自分に必要なプランを選びやすく、二択なので迷いにくいのはデリバリートランクのメリットです。
保管場所で直接出し入れ可能
宅配型トランクルームはセキュリティや事故防止などの理由から、基本的には自分で保管場所に行って荷物を確認したり出し入れをしたりはできません。
デリバリートランクも倉庫内に立ち入ることはできませんが、指定場所まで直接行って荷物の出し入れをすることはできます。
事前予約や追加料金の支払いなどが必要ですが、他の宅配型トランクルームにはないデリバリートランクならではの特徴です。
宅配型トランクルームを検討中で自分で運搬したい荷物がある方は、ぜひデリバリートランクを選んでみてください。
タイプ | 宅配型 |
対応エリア | 全国 |
利用可能時間 | 24時間いつでも申し込み可 |
空調設備 | 常温・常湿管理 |
セキュリティ | 倉庫内への立ち入り不可 |
審査 | なし |
最低利用期間 | 180日間 |
即日利用 | 不可 |
支払い方法 | クレジットカード |
補償 | 種類に関わらず10万円まで |
デリバリートランクの申し込み・手続きはネットで完結!保管したい状態で配送業者に渡せばそのまま保管可能です
デリバリートランクのメリット・デメリット
デリバリートランクのメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
デリバリートランクのデメリットは?
デリバリートランクの短所・悪い点は以下です。
空調管理されていない
デリバリートランクを通常利用した時の保管スペースは空調管理されておらず、常温・常湿管理です。
湿気によるカビや結露などに弱い荷物を預ける場合は、問い合わせフォームから相談する必要があります。
季節ごとに空調を変えて常に管理している宅配型トランクルームもたくさんあるので、場合によっては他サービスも検討してみてください。
画像確認できない
宅配型トランクルームの中には保管中の荷物をスマホ上で画像確認できるサービス(minikura、サマリーポケットなど)がありますが、デリバリートランクではプランを問わず画像確認はできません。
特に画像管理の必要がない書類やアウトドア用品などを預ける場合はあまり関係ありませんが、洋服やコレクションアイテムを保管中も見たい場合にデメリットになります。
プランごとに仕様が異なる
デリバリートランクで選べる2つのプランは、まったく仕様や料金体系が異なります。
希望にあわせて適したプランを選べるのがメリットな反面、仕様の違いがわかりにくいのがデメリットです。
たとえば、「割安定額課金タイプ」は宅配料金が無料ですが、「少量個別課金タイプ」の宅配料金は自己負担という違いがあります。
さらに「割安定額課金タイプ」の無料分は、先に利用者が立て替えて後で保管料から減額するという仕様です。
プランごとの特徴は後ほど紹介しますが、他にも違いがあり同じサービスにもかかわらずわかりにくいのはデメリットと言えます。
配送業者は自分で手配する
宅配型トランクルームの多くは、集荷や取り出し依頼をするだけで特定の配送業者が荷物の受け取り、配送に来てくれます。
デリバリートランクでは、荷物を預ける依頼をしても配送業者の手配は自分でしないといけません。
ほとんどの場合、佐川急便かクロネコヤマト、郵パックあたりを使うことになりますが、自動で集荷に来てくれたりはしないので注意しましょう。
なお、営業所への持ち込みをしなくても、配送業者に直接集荷依頼をすれば自分で荷物を運ぶ必要はありません。
デリバリートランクのメリットは?
デリバリートランクの長所・良い点は以下です。
デリバリートランク独自の特徴や、利用者から好評な部分がそのままメリットになります。
全国どこからでも利用可能で大型荷物も相談対応できるため、預けれない荷物はほとんどありません。
デリバリートランクは業者指定のダンボールに収めるのが難しい荷物を預けたい人や、荷物の量に最適なプランを選んでムダなく利用したい人におすすめです。
「ダンボール2~3箱分だけでいい・・」「大き目のアウトドア用品を収納できるスペースが必要」など、希望に合わせたプランを選ぶことができます。
宅配型トランクルームを探していた方は、ぜひデリバリートランクを選んでみてください。
デリバリートランクはどんな人におすすめ?
デリバリートランクは以下のような人にオススメです。
以上のような人はデリバリートランクを候補にしてみて下さい。
デリバリートランクは宅配型トランクルームなので、ネットで申し込みが完結します。
通常のトランクルームを借りる時のように書類のやりとりや鍵の受け取りなどは不要ですから、できるだけ早く荷物を預けたい場合も最適です。
デリバリートランクのプランを解説!
デリバリートランクで選べる「少量個別課金タイプ」と「割安定額課金タイプ」の2つのプランについて解説します。
デリバリートランクのプランは仕様が大きく違うので、利用検討中の人はぜひチェックしてみてください。
少量個別課金タイプ
「少量個別課金タイプ」は、一般的な宅配型トランクルームと同じシステムで利用できるプランで、1点単位で荷物を預けることができます。
「ダンボール2~3箱分の保管でいい」「できるだけ費用を安く抑えたい」という人にオススメのプランです。
割安定額課金タイプ
「割安定額課金タイプ」は、毎月決まった金額を支払うことで1,500Lの容量までは好きなだけ保管できるプランです。
通常のトランクルームの特定サイズを借りて月額使用料を支払う形式に似ています。
1,500Lはイメージとしては押し入れ1段分ほどです。
容積計算なので、実際に押し入れ分しか荷物が入らないわけではなく、荷物の形状を気にせずに収納することができます。
定額制でパッと見の料金は割高に見えますが、容積あたりの保管料単価は「少量個別課金タイプ」より安いです。
一定量以上の荷物を継続的に保管したい場合にオススメのプランになっています。
デリバリートランクの料金は?
デリバリートランクの料金体系はシンプルで、選んだプランに設定された基本料金のみで利用できます。
保証金や事務手数料、管理費や更新料といった費用は一切必要ありません。
プランや利用状況ごとの必要料金は以下の通りです。
項目/プラン | 少量個別課金タイプ | 割安定額課金タイプ |
---|---|---|
契約料 | なし | 初回のみ3,600円 |
基本料金 | 月額360円 | 月額3,600円 |
配送料 | 自己負担 | 初年度 10,000円まで無料 2年目以降 年4,000円まで無料 |
デリバリートランクの支払い方法
デリバリートランクの支払い方法はクレジットカードのみです。
申し込み時に登録したクレジットカードに、毎月10日に翌月分の利用料金が請求されます。
カードの失効や口座の残高不足などで料金の支払いが遅れた場合、メールや書面による催告されます。
催告毎に手数料が2,000円加算されるので要注意です。
デリバリートランクの申込方法~利用の流れ
デリバリートランクの申し込みから荷物保管までの流れは以下です。
- ステップ①公式サイトから申し込み
公式サイト内の「お申し込みはこちら」ボタンから申し込み専用フォームへ移動できます。
- ステップ②申し込みフォームに記入
利用規約に同意、申し込むフォームに必要事項を記入して申し込みます。
この時点でプラン料金の決済が行われます。
- ステップ③身分証明書の登録
マイページに身分証明書の画像を登録します。
登録可能なのは、運転免許証・保険証・住民票・印鑑証明書などです。
登録した画像の確認後、およそ2~3時間ほどで契約完了します。
- ステップ④預け入れ予約
マイページで、預けたい荷物の預け入れ予約をします。
- ステップ⑤倉庫に荷物を送る
所定の倉庫まで荷物を送ります。
配送業者は自分で手配する必要がありますが、集荷依頼をすれば運ぶ必要はありません。
- ステップ⑥保管完了
送った荷物の保管完了と、保管料の案内がされます。
料金は登録したクレジットカードに毎月請求されます。
デリバリートランク利用の流れは以上です。
他の宅配型トランクルームと同じで特に難しい手順はなく、気軽に申し込みできます。
書面契約などもないため、初めての人や手続きが面倒に感じている人も検討してみてはいかがでしょうか。
デリバリートランクの解約方法は?
デリバリートランクの利用をやめるには、まず公式サイトのお問い合わせフォームから解約の申し出手続きが必要です。
解約申請後、デリバリートランクより「解約受付確認メール」を受け取ったら、60日後が契約終了日になります。
フォームに必要事項を記入するだけなので、引き止められたり解約理由をしつこく聞かれる心配も不要で、解約手続き自体は簡単です。
解約金も不要ですが、「割安定額課金タイプ」を利用している場合は、最低契約期間が180日となるため、期間終了までは保管料が発生します。
デリバリートランクのよくある質問
- Q預ける数に上限はありますか?
- A
保管数に上限はありません。
ただし、倉庫側の事情で預けられない場合や、利用者のクレジットカード限度額などを理由に預けれないケースはあります。
- Q梱包の仕方にルールはありますか?
- A
特に決まりはありませんが、選んだ宅配業者の規定に従う必要があります。
引越業者を利用しての一括運搬の場合は、事前相談が必要です。
- Q自宅以外の住所に荷物を送ることはできますか?
- A
可能です。
マイページの「物品取出予約」で操作する際に、配送先を指定してください。
- Q保管する倉庫を自由に選べますか?
- A
希望を申し出ることはできますが、自由に選ぶことはできません。
基本的には利用者の所在地から最寄りの倉庫を、受け入れ状況も考慮してデリバリートランク側が決めます。
保管倉庫の変更希望の場合は、マイページ内の「お問い合わせ」から相談可能です。
保管しにくい荷物を預けるならデリバリートランク
「業者指定のダンボールに収まらない形状の荷物を預けたい」
「宅配型以上、屋内型トランクルーム未満のサービスを探している」
そんな人におすすめなのが、デリバリートランクです。デリバリートランクは宅配型トランクルームと通常のトランクルーム両方の特性をもっていて、荷物の形を気にせず預けることができます。
少量のダンボールだけ預けたい場合でも大量の荷物を預けたい場合でも、それぞれに最適なプランが用意されているので、ムダに大きなサイズになったり保管スペースが足りなくなる心配もありません。
申し込みの簡単さや全国どこからでも利用できる宅配型トランクルームの強みはそのままですから、荷物の置き場所に困っている人でも早めに収納問題を解決できます。
プランによって変わる仕様が少しだけわかりにくいのが難点なので、利用検討中の方はぜひ公式サイトもチェックしてみてください。
申し込みから保管までの流れで特に難しい点はないため、初めての人でもスムーズに利用できます。